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私のSF的なものの原体験

togetter.com

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50代おっさんSFオタはハインラインがアシモフが気取ってるけどどうせヤマトから入ったんだろ - Togetterまとめ

件の人の罪は四十代であさり先生を老害扱いする時点で絶対SF者ではなく馬脚を現してる点だが、大人になってからエヴァで転んだ俄SF者の無意識的自戒として読むととても胸落ちする。衒学は身を滅ぼすを地で行ってる。

2016/02/04 21:19

ブコメしたのだけど、他のブコメ見るとみんな楽しそうにSF原体験を語っていたので、私の原体験をこちらに書こう。

と言っても私自身SF者と胸を張って言えるほど読んだり観たりはしていないのだが。

いわゆる本格SFの書籍で記憶に残る一番最初に読んだ作品は、地元の本屋さんで手にとったローダン・シリーズのどれかで、最初の数ページで挫折した。
その後に読んだのが星新一の「きまぐれロボット」でそこから文庫で出たものはほぼ読んだ。
なので、私のとってSF書籍の原体験は星新一というべきだろう。
というかものの見方・考え方全般に影響を受けている気がする。

それよりも昔、親が買ってくれていた写真・イラストがふんだんな辞典シリーズっぽいやつに「宇宙」編とか「未来」編があって、そこに描かれていた世界がSF感覚を養った気がする。
「未来」編の後ろの文字だけページには本格SFの要約が載っていた。「R.U.R.」とか「ラルフ124C41+」とか「華氏451度」とか「火星年代記」とか「地球幼年期の終わり」とか。
小さい時は主に絵が多いページを読んでいたけど、小学校高学年くらいには後ろも読んで、影響受けてた気がする。

宇宙戦艦ヤマトは割と見たけど影響ではマジンガーZとかゲッターロボウルトラマン仮面ライダーシリーズの方が大きかったか。
でもSFと認識して見ていたわけじゃない。
当時のアニメ・特撮にはSF的要素はてんこ盛りだったので、ごく当たり前に見ていたのがたまたまSF的要素を持った作品だったという感じ。
SFという認識で見た最初の映像作品は、むしろ「スターウォーズ」だったかもしれない。


個人的な感覚では1985年のつくば万博位までは世の中全般にSF的な世界が未来に待っている様な感覚があった。
科学技術が進化したらきっと色々なことがうまくいく、みたいな。
原発もあの頃、少なくとも私の目には、未来を救うエネルギー源として認識されていたんだよね)

でも正にその頃を境に、「ブレード・ランナー」とか「未来世紀ブラジル」みたいなディストピアな未来の方がリアリティを持つようになっていった気がする。もちろん私自身の頭の中ではの話だが。
つくば博会場で生まれて初めてテレホンカードを使って家に電話した時の感動は今でも覚えているけど、個人用の通信機器で情報をやり取りしつつ買い物で普通に電子マネーを使っているにも関わらず(いやそれゆえにか)、この先に科学技術だけで全てが解決するというバラ色の未来があるようにはとても思えない。

その頃になって初めて名作とされるSFを読み始めたけど星新一作品以上の影響は受けなかった。


マンガでは…「21エモン」かなあ。「ドラえもん」はSFとは思ってなかった。偏見だね。